Wi-Fiルーター（マニアック編、2）

ローミング構築の場合は「SSIDとパスワード」の統一は必須条件！
IPv6サービスを受けるときの条件がある！
ソフトバンクBBユニットを使用する場合は、ONUの設定でHGWが二重にならないようにする！

SSIDとパスワード

この特殊なWi-Fi環境の構築で必ず詳細設定で変更しなければいけないのが、

「SSIDとパスワードを統一する」事です。

どんな効果があるかと言いますと、

家にある7台のルーター全て「同じ電波」が出てると
スマホに勘違いさせるのです！

メーカーが違っても、メッシュでも関係無くなります！

ルーターが7台あっても、同じSSIDとパスワードなので、電波は2つしか表示されません。

一番上の「○○○○2G」の電波はメッシュWi-Fiの2.4GHzなので、止めようがありませんが、
「自動接続をOFF」にしてありますので、パソコンもスマホも受信しません！

真ん中の「○○○○5G」がBUFFALOの5GHzです。

一番下はメッシュの通信電波ではないかと思います。

なので、家の中で接続されるWi-Fi電波は「1つ」しか無い事になります！

メッシュWi-Fiとの違い

まず、「通信速度」ですが、メッシュWi-Fiで構築した場合は、
「メッシュWi-Fi」の方が「遅いです」
明らかに私のマニアック構築の方が「速いです」

メッシュWi-Fi最大の弱点は、「電波出力を調整できない」事です。
常に100％出力なので、ルーター同士の電波が干渉して、
スマホなどがルーターの「切り替え」をうまく認識しない事が多々あります。

IPv6接続

現在、IPｖ6での接続が多くなってきていますが、注意点が一つあります。
「IPｖ6サービスには種類がある」そのサービスに
「対応出来ないルーターがある」という事です。

これは、ご契約のプロバイダーさんのIPｖ6サービスを調べて、
ルーターが対応しているか調べるしか方法がありません。

ちょっと特殊なのは、ソフトバンク光さんですが、
提供されるソフトバンク光BBユニットを通さないと、IPｖ6サービスが受けれないです。
逆に言えば、ソフトバンク光の場合、余計な事を調べなくてもIPｖ6サービスが受けれます！

ソフトバンク光BBユニットは白い方です。黒いのはNTTのONUです。
このソフトバンク光BBユニットなのですが、バージョンがあります。現在は2.4だと思います。
「古いバージョン」は無償交換出来ますので、必ず取り換えましょう！

ソフトバンク光BBユニットを使うときにもう一つしなければいけない設定があります。
ONU（HGW）の

IPv6 PPPoEを停止します。

ファイアウォールも無効にします。